先日ある会合で同席した大先輩から自身の大成功物語とその契機、日々大切にしている習慣等を聞く機会がありました。
先輩は学業で秀でる自信はとてもなかったが、気遣い、真心商売には自信があったので、学校は中退し、家業を継ぎ、当初は家人の指導をうけ仕事を覚えていったそうです。
それでも向上心、好奇心は人一倍強く、自身の成長のためこれぞという人を見つけては教えを請うよう日々努力していたとのこと。
そうした積み重ねの中で、何人かいる教授者の中から新たなビジネスとして現在大成功しているものの原型を聞き、それが元で今日があるとのことでした。
これこそ「耳学」ともいうべき、学校での勉強、あるいは書籍よる独学に勝るとも劣らない勉強法です。
昭和のある首相も不明点はなんでも官僚に最短時間で簡潔明瞭な解説を求め、自身の判断の材料としていたとのことです。
この耳学、誰もが、できそうでできない理由は、自身のプライド、そして適切な教授者を見つけ、教えを請う際のギブアンドテイク、相手への気配りではないかと思います。
弊社内でももっと耳学を広め、互いのレベルアップを図り、不動産のことならここに聞くのが一番と言われる会社になりたいものだと思います。